照明 × 映像のライブ制御ソフトウェア
Syndocal
DMX 照明と VJ 映像を、同じタイムライン・キュー・BPM クロック・エフェクトで動かすデスクトップ制御ソフト。照明卓と VJ ソフトを行き来せず、一つの画面でショーを回せるようにする。
- Period
- 2026.06 – 開発中1.2.0-alpha
- Role
- 企画 / 設計 / 実装(Rust・TypeScript) / UI 設計 / 現場運用
- Team
- 個人開発(Seraf())
- 対応 OS
- Windows 10 以降 / macOS 12 以降(Linux は二次対応)

Overview
ライブの現場では、照明は照明卓、映像は VJ ソフトと別々の道具で動かすのが普通で、曲の展開に合わせて両方をそろえるには人手と打ち合わせが要ります。Syndocal は、照明と映像を一本の時間軸とひとつの BPM クロックの上に載せ、キューもエフェクトも共通の仕組みで扱います。
以前作った照明・映像制御ソフト Rayard の後継として、エンジンを Rust で組み直しました。照明・映像・音声・入出力・機材定義(GDTF)を別々のクレートに分け、画面は Tauri と SolidJS で作っています。DHU Summer Fes 2026 の本番では、会場の照明と映像をこのソフトで運用しました。
What I did
- 01
照明と映像を、ひとつの時間軸に
Lighting・Video・Both の操作画面で、照明と映像のキューを同じ GO / Back / Release で進められます。マスターとブラックアウトは照明・映像・全体のそれぞれに用意し、タイムラインとタップテンポで曲に合わせます。
- 02
本番で止まらないための設計
どの出力をどのウィンドウ・機器が握っているかを明示的に管理し、あいまいな状態のときは動かさずに止める(fail-closed)方針で作っています。録画は書き出しに失敗しても既存のファイルを壊さないよう、まとめて差し替える方式にしました。
- 03
7,000 以上の器具定義を同梱したパッチ
メーカーの器具定義を 7,359 件同梱し、検索して DMX のアドレスへ割り当てられます。512ch のパッチ表と一覧の両方で、空きの確認と割り当てができます。
- 04
DJ・外部ツールとの連携
DJ 用 PC の拡張と接続して、MIDI ペダルやタイムラインの状態を連動させられます。照明の出力は Art-Net で Unity にも同時に送れ、AI エージェントから MCP 経由でタイムラインを編集するインターフェースも用意しています。
Facts
- バージョン
- 1.2.0-alpha
- 同梱の器具定義
- 7,359 件
- 出力
- DMX(USB-DMX / Art-Net)・映像(ディスプレイ / Spout)
- 本番運用
- DHU Summer Fes 2026
Stack
Rust · Tauri · SolidJS · TypeScript · FFmpeg
Figures

